インビザラインのアタッチメント、知っておきたいあの疑問を徹底解説!

アタッチメント アイキャッチ

透明で目立たない矯正治療のインビザライン。治療中の方はアタッチメントという言葉をご存知ではないでしょうか。

結論から申し上げると、透明なマウスピース矯正「インビザライン」では、歯にアタッチメントという小さな突起をつけることがあります。

「見た目が気になる」「痛い?」「いつまでつけるの?」など、不安を感じる方も多いでしょうが、アタッチメントは歯を正確に動かすための重要な補助装置で、痛みは一時的、見た目も自然です。

この記事では、ルーチェマウスピース矯正歯科が監修のもと、アタッチメントの役割・種類・注意点をわかりやすく解説します。

また、ルーチェマウスピース矯正歯科では無料カウンセリングを実施しています。 
ぜひ、お気軽にご相談ください。 

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目次

アタッチメントとは?

アタッチメント
  • 歯の表面にある、赤色で囲まれた突起がアタッチメントです。

アタッチメントとは、インビザライン矯正治療の効果を高めるための重要な補助装置です。
これは、歯の色に馴染む歯科用プラスチック(レジン)で作られた小さな突起で、歯の表面に直接固定されます。
使用されるレジンは歯の色調に合わせられるため、装着しても見た目にはほとんど目立ちません。

アタッチメントの役割とは?

インビザライン アタッチメント 役割

インビザラインのマウスピースを見たとき、「こんな突起で本当に歯が動くの?」と感じるかもしれません。

アタッチメントは、あなたが理想の歯並びを手に入れるために、インビザライン治療の成功に欠かせない、重要な存在なのです。
その主な役割は、マウスピースの力をスムーズに歯に伝え、マウスピース単体では難しい複雑な歯の動きを実現するためです。

具体的には、アタッチメントには以下の4つの重要な役割があります。

  • 矯正力の増強
  • 安定性の向上
  • 精度の向上
  • 治療期間の短縮

これらの役割について、それぞれ詳しく解説していきます。

1. 矯正力の増強

アタッチメントがあることで、マウスピースが歯に対して均一かつ強力な力を加えることができます。
これにより、歯の移動がスムーズになります。

2. 安定性の向上

アタッチメントは、マウスピースが正確に歯にフィットするのを助け、治療中の歯の安定性を確保します。

3. 精度の向上

特定の歯に対して精密な力を加えることができるため、歯の移動の精度が向上します。

4. 治療期間の短縮

アタッチメントの使用により、治療が効果的に進むため、全体の治療期間が短縮される可能性があります。

アタッチメントの種類

インビザライン アタッチメント 種類

インビザライン治療で使用されるアタッチメントには、歯を効率的に動かすために、さまざまな形状や大きさがあり、それぞれが特定の役割を担っています。

ここでは、あなたの歯並びを理想へと導くために使用される、代表的な5つのアタッチメントについて、その機能と目的を詳しく解説していきます。

1. オープンバイト用最適アタッチメント

開咬 イメージ画像

※画像はオープンバイト(開咬)の状態です。

オープンバイト(開咬)とは、上下の前歯が噛み合わない状態を指します。

このケースの症例には、特別なアタッチメントが必要になります。

オープンバイト用アタッチメントは、垂直方向の力を効果的に加えることで、上下の歯を正しい位置に誘導します。これにより、噛み合わせが改善され、しっかりと歯が噛み合うようになります。

アタッチメントが適切に配置されることで、マウスピースが歯に均一な力を加え、効率的な矯正が可能となります。

2. ディープバイト用最適アタッチメント

過蓋咬合

※画像はディープバイト(過蓋咬合)の状態です。

ディープバイト(過蓋咬合)とは、上の前歯が下の前歯を過度に覆う状態を指します。
・ディープバイト(過蓋咬合)についての詳しい詳細は、「【歯科医監修】過蓋咬合を徹底解説!原因・症状・治療法・予防法まで完全ガイド」の記事をご覧ください。

この状態を改善するためには、下の前歯を上に持ち上げ、上の前歯を少し下げる必要があります。

ディープバイト用のアタッチメントは、下顎の歯を適切に引き上げるための力を提供します。

これにより、上下の歯の噛み合わせが改善され、見た目も機能も正常に戻ります。

3. ルートコントロール用最適アタッチメント

ルートコントロールとは、歯の根の部分を正確に移動させることを指します。
歯の根が適切な位置に移動しないと、歯全体の安定性が損なわれる可能性があります。

ルートコントロール用のアタッチメントは、歯の根に対して正確な力を加えることで、歯全体が適切な位置に移動するのを助けます。

このアタッチメントは、特に歯の傾きや位置を微調整する場合に有効です。

4. 回転用最適アタッチメント

歯が正しい位置に回転していない場合、全体の噛み合わせに影響を及ぼすことがあります。

回転用のアタッチメントは、特定の歯を回転させるために使用されます。

このアタッチメントは、マウスピースが歯に対して均一な回転力を加えることを可能にし、歯を正しい方向に導きます。

これにより、歯並びが整い、全体の噛み合わせが改善されます。

5. アンカレッジ用最適アタッチメント

アンカレッジとは、特定の歯を動かさずに固定することを指します。

これにより、他の歯が適切に移動できるようになります。
アンカレッジ用のアタッチメントは、特定の歯を固定し、他の歯に対して適切な力を加える役割を果たします。

このアタッチメントを使用することで、矯正治療全体の安定性が向上し、効果的な治療が可能となります。

アタッチメントの見た目・痛み・違和感について

インビザライン アタッチメント 見た目

多くの場合、アタッチメントという補助装置が必要です。
そのため、「アタッチメントが必要だと見た目が大きく変わるのでは?」と不安を感じる方もいらっしゃることでしょう。

さらに、「痛みを感じることはあるのか?」「強い違和感が続くのではないか?」と心配される患者様も多くいらっしゃいます。

ここでは、これらの疑問にお答えするため、インビザラインのアタッチメントの見た目や、それに伴う痛み・違和感について詳しく解説します。

インビザラインのアタッチメントの見た目

インビザライン アタッチメント 見た目

アタッチメントは、歯科医師が歯の色に極めて近い特殊なレジン素材を用いて歯に直接取り付けます。
そのため、装着後も自然な見た目を保つことができます。

しかしながら、完全に透明で「見えない」わけではありません。
特に至近距離で見た際や、特定の角度から光が当たった際は、小さな突起として認識されることがあります。

それでも、インビザライン矯正は装置全体が透明であるため、従来のブラケットと比較すると、見た目の目立ちにくさは格段に高いといえます。
日常生活において、アタッチメントが原因で他人に頻繁に気づかれることはほとんどないでしょう。

インビザラインのアタッチメントの痛み

インビザライン アタッチメント 痛み

アタッチメントの装着自体、ほとんど痛みを伴いません。
歯科医院で歯の表面を整え、レジン(歯科用プラスチック)を接着する作業は、感覚的に軽い圧迫感を感じる程度で完了します。

しかし、装着直後の数日間や、新しいマウスピースに交換した際には、違和感や軽い痛みを感じることがあります。これはアタッチメントの突起がマウスピースにしっかりと引っ掛かり、歯が新しい位置へ動くために生じる正常な反応です。この痛みは通常、数日で自然に和らぎますので安心してください。

ただし、アタッチメントが原因で口内や頬の粘膜に軽い不快感や傷ができることがありますが、これは一時的です。もし不快感や傷が治らない場合は、すぐに歯科医師にご相談ください。
適切な処置を施すことで、快適に治療を進めることができます。
インビザライン矯正全体に言えることですが、痛みが長引いたり、我慢できないほどの強い痛みが生じたりした場合は、自己判断せずに必ず歯科医師に相談することが重要です。

安心して治療を続けるためにも、遠慮なくご連絡ください。
ぜひ、お気軽にご相談ください。 

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よくある質問(FAQ)

インビザライン アタッチメント 疑問

最後に、インビザラインのアタッチメントに関する疑問にお答えします。

アタッチメントはいつ外すの?

矯正治療が完了するまで基本的には外しません。
アタッチメントはマウスピースが正確に歯を動かすために重要な役割を果たしているため、治療期間中は常に装着していることが求められます。

治療が完了し、歯が最終的な位置に移動したと判断された場合、歯科医師がアタッチメントを外します。
この作業は歯科医院で行われ、専用の器具を用いて安全に取り除かれます。


アタッチメントが取れた場合はどうすればいい?

自己処理はぜず、速やかにかかりつけの歯科医院に連絡してください。

アタッチメントは食事中やマウスピースの取り外し時に力がかかることで取れてしまうことがあります。
アタッチメントが無い状態で治療を続けると、歯の移動が上手く行われず、スケジュールが遅れてしまうことがあります。


アタッチメントのケア方法は?場合はどうすればいい?

アタッチメントのケアは、通常の歯のケアとほぼ同じです。

ただし、アタッチメント周辺は、食べ物の残りやプラークが付着しやすいです。
虫歯や着色、口臭の原因に繋がります。
そのため、毎日の丁寧なブラッシングが必要です。デンタルフロスや歯間ブラシを使用して、アタッチメント周辺をケアしていきましょう。

特に食事後は、しっかりと口をすすぎ、アタッチメント周りを清潔に保つことが大切です。

まとめ

今回は、インビザラインの治療に欠かせないアタッチメントに関する疑問について解説しました。

アタッチメントは、インビザライン治療を成功させる上で、重要な補助装置でありながら、目立ちにくく、強い痛みも生じないため、安心して治療を受けていただけます。

インビザラインは、「目立たない・取り外せる」という特徴から結婚式や入学式などの大きなイベントとも両立が可能です。
もし、大きなイベントを控えており、矯正治療を迷われている方は、スケジュールを逆算して早めにスタートすることで、より理想な歯並びに近づくことができます。

そんなインビザラインのアタッチメントについてもっと詳しく知りたい方や、イベントに合わせた矯正計画にご興味がある方は、いつでもお気軽にルーチェマウスピース矯正歯科までご相談ください。
まずは無料カウンセリングでお待ちしております。

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また、当院は5年連続でインビザライン・レッドダイヤモンドを受賞しており、症例数・技術ともに豊富です。
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